窓際族の遠吠え

三流機械系エンジニアの雑記ブログ

#2 ブログを始めるきっかけ

みなさん,こんにちは.
三流会社員のタッキーです.


早速ですが,私がブログを始めるきっかけは,
「会社としてではなく,一個人としてアウトプットする場が欲しかったから」です.

以上.


だけだと,つまらないので,
本記事では管理人の情報およびこれまでの経歴についても紹介していきます.


まず,タッキーという名前は,

T:Tekidoni(適度に)
A:Asobinagara(遊びながら)
C:Chishikiwo(知識を)
K:Kyuusyuushi(吸収し)
Y:Yuusyuuninaru(優秀になる)

の頭文字です.(大嘘)


実は,本名に少し寄せた形で,みなさんが覚えやすいニックネームを考えた結果となります.
本当は,本名でやりたい気持ちもあるのですが,普段は会社員なのでご容赦下さいませ.


1.管理人の情報

性別:男性

年齢:20代(2022年現在)

出身地:関東地方

現在の拠点:東海地方

ブログ歴:2022年5月~

仕事:機械設計

趣味:バイク,スキー,旅行(特に温泉),カメラ,オーディオ,etc.

好きな格言:満足は努力の中にあって,結果にあるものではない.(ガンジー


2.これまでの経歴

2.1 高校時代まで

小学校では,地元の少年野球チームに所属し,野球少年として育ちました.
中学校では,部活で軟式野球部に所属し,部活に打ち込んでいました.

高校では,硬式野球部に入部しましたが,
硬式野球はレベルが高く,非常に苦しい日々でしたが,何とか3年間継続しました.

そんな,高校時代の趣味は,カメラ,自転車,オーディオでした.
高校の授業中は,ほとんど趣味のことで頭いっぱいでして,定期テストでは5教科赤点という華々しい成績を達成しました.(泣)

通っていた高校は一応進学校でしたので,大学受験では同級生のほとんどがMARCH以上の私立や国公立にチャレンジしていました.
一方,私は趣味に明け暮れておりましたので,受験勉強は最低限しかしていませんでした.(反省)

ただし,趣味に近いことを仕事にしたいという思いがあったため,機械系か電気系のエンジニアになりたいという夢はありました.
受験勉強をしていなかったため,数少ない選択肢ながらも何とか希望する学部に合格することができました.

高校時代の管理人

 


2.2 大学時代(学部1年~学部3年)

大学は某工業大学の機械工学科で機械設計に必要な知識を学びました.

現在,仕事では,ほぼ3DCADで設計を行いますが,
大学では,手書き製図の授業があり,製図の課題が終わらず,締切日前日に徹夜で描いたことを今でも覚えています.

特に,エンジンの組立図は,とある部品が製図用紙に入り切らず,8割完成している状態から振り出しに戻った経験があります.(泣)
3DADの授業も並行して受けていましたので,3DCADの偉大さが良く分かり,手書き製図の授業ではとても良い経験をしたと今では思っています.

また,課外活動では車両(フォーミュラカー)を学生自らが企画→設計→試作→評価するという活動を行っていました.

製作した車両は,年1回のみ開催される全国大会にて,各チームごとに順位付けされます.
具体的には,実際に車両をコース上で走行させ,そのタイムを基に審査頂くだけでなく,
現役の自動車関係会社に勤務するエンジニアの皆様に,車両の企画面,設計面,コスト面を審査して頂きます.

つまり,タイムが速ければ良いという訳ではないんです.
企画,設計,コストのバランスが取れていて,その上でタイムをしっかりと残せる車両が良い車両ということになります.

特に,現在の仕事にも通じているのが,コストの重要性です.
良い製品が作れても,非常に高額な場合,一部の富裕層しか購入できないですからね.

話は逸れましたが,課外活動は,このような考え方を学生の内に学べたということに非常に価値があったと思います.

課外活動で製作した車両

 


2.3 大学時代(学部4年~大学院2年)

学部4年からは,縁あって力学系の研究室に配属となりました.
研究テーマは非常にマニアックな内容(多分誰も分からん)ですので,割愛しますが,研究分野としては塑性力学となります.

塑性力学とは,非常に簡潔(雑)に説明すると,材料を永久変形させる際に必要な力の計算やその考え方を学ぶ学問です.
特に,現場に従事されている方にとっては,プレス品を製造する上での事前検討に必要な学問と説明したほうが分かりやすいかもしれません.

研究室の先生は,機械工学科で最も厳しいと噂があり(実際厳しいです),教育と研究に全力を注いでおられた方でしたので,
私も過去の(特に高校時代)体たらくな勉学の日々を取り返すように,勉強に研究に邁進していました.

なお,研究室時代は,研究に加えて,前述の課外活動,就職活動,大学の授業,TA(先生のお手伝いをするアルバイト)等々を並行してやらなくてはならず,
心を落ち着かせて休める休みは,ほとんど無かったと記憶しています.

そんな日々をこなしたこともあって,
学会では3回発表することができ,投稿論文もボス(先生)と連名となりますが,学会誌に掲載されました!

※投稿論文とは,その分野に精通した査読者数名が記載内容に間違いがないかを厳重にチェックするだけでなく,
その分野の研究成果として学会誌に掲載する価値があるかを判断され,全ての関門を突破したもののみ掲載される論文です.

また,卒業時には学会の学生奨励賞に選出もされました.!(^^)!

就職活動においても,希望する企業から無事に内定を頂くことができ,いよいよ社会人となりました.

研究室の自席

 

 

2.4 社会人時代(現在)

就職先は,様々な産業の部品を製造している会社に就職しました.
当然ながら,自動車の部品を開発している部署がありましたので,迷わず希望をして無事に配属となりました.

配属後の仕事は,新人らしく,全体ミーティングの準備や進行,議事録の作成,その他雑務と並行しながら,本業の技術開発を行いました.
配属されたグループでは,客先を持って仕事をするのではなく,部品の要素技術開発がメインの業務でした.
そのため,それなりにマイペースに仕事をすることができましたが,入社してから1年を過ぎようかというところで転機が訪れます.

ある時,国内某自動車メーカーを担当している先輩から,仕事を手伝って欲しいと言われ,その先輩と一緒に客先案件の技術検討を行うことになりました.
それから半年位は一緒に業務を続けてきましたが,何とその先輩は退社されるとのことで,その先輩が持っていた仕事の一部は管理人が引き継ぐことになってしまいました.

今まで一切,客先対応はしたことがないですし,客先自体も国内某自動車メーカーですので,そんな大役を社会人2年目レベルの私がやり切れるのかという不安がありました.
実際に業務を任せて頂いてからは,上司や先輩方に助けて頂きながら,何とか仕事を回しておりました.

それから数年が経ち,何と今度は国内某自動車メーカーに出向という形で働いて欲しいとの話がありまして,現在は自動車メーカーの社員として働いております.

※出向者の扱いは,基本的には出向先で出向先の業務を行うため,出向先の従業員と同じとなります.

 

就職先近くの海岸

 


以上が、私の経歴となります.

なぜ,このタイミングでブログを始めたのかという理由は,社会人を数年ではありますが経験してきて,少し落ち着き始めた時期だからです.
また,冒頭に記載の通り,普段は会社の中の自分という立ち位置を意識して発言しなくてはなりません.
しかしながら,ブログだと一個人として自由に発言することができますので,誰かの役に立つ発信をやってみようと思ったのがきっかけです.

所詮,窓際族の遠吠えではございますが,このブログの記事の一つでも皆様のためになりましたら,幸いでございます.


管理人タッキー